東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科では、高いレベルでの医療を行っております。
当サイトでは、研修・教育の案内や、臨床・研究の紹介をしています。
2024年5月21日(火)18:00にzoomで開催予定です。臨床研修医2年目が対象ですが、1年目、医学生の参加も歓迎します。
https://www.h.u-tokyo.ac.jp/soken/practice/visit/
東京大学の山内敏正教授、窪田直人先生(現・熊本大学教授)、桜井賛孝先生らによる研究グループは、2型糖尿病遺伝子として知られるUBE2E2をマウスにおいて過剰発現させるとβ細胞量の低下による糖尿病が引き起こされることを明らかにしました。
UBE2E2リスクアリルの保因がヒトβ細胞での発現増加と関連することが報告されていますが、ユビキチン修飾系関連因子の一つであるUBE2E2の耐糖能異常における役割は不明でした。本研究では発生工学的手法によるモデルマウスを用いることで、膵β細胞のUBE2E2過剰発現がNedd4などの分子を介してユビキチン修飾系の異常を引き起こし、それらによるp21発現の増加がβ細胞の増殖能、さらにはβ細胞量を低下させ得ることを見出しました。
本研究成果は、米国科学誌「Diabetes」2023年3月号に掲載されました。
( https://doi.org/10.2337/db23-0150 )
(2024/3/11)
~ 月1回投与による糖尿病・非アルコール性脂肪性肝炎の新たな治療薬になることが期待される ~
東京大学の山内敏正教授、門脇孝名誉教授(現・虎の門病院 院長)、岩部(岡田)美紀特任准教授、日本医科大学の岩部真人大学院教授、田辺三菱製薬株式会社の浅原尚美、和田浩一、岡幸蔵(創薬本部)らによる研究グループは、半減期の長いアディポネクチン受容体活性化抗体を取得し、アディポネクチンと同様にアディポネクチン受容体活性化を有すること、肥満糖尿病あるいは非アルコール性脂肪性肝炎を発症したマウスにおいて治療効果を有することを明らかにしました。
半減期の長いアディポネクチン受容体活性化抗体は世界で初めての報告である点で新規性があり、この研究成果は、治療効果の持続と服薬アドヒアランスの点で今後役立つ可能性があることが期待されます。
本研究成果は、日本時間2023年11月11日に米国科学誌「Science Advances」に掲載されました。
※詳細は東大病院HP掲載の リリース文書[PDF]をご覧ください。
(2023/11/13)
2023年10月より初診の予約がWebからできるようになりました。
詳細はこちらをご参照ください。
今年もオンライン説明会を行いますので奮ってご参加ください。
臨床研修医2年目向けの企画
日時:令和5年5月25日(木)18時00分~
場所:オンライン
備考:臨床研修医2年目が対象ですが、1年目、医学生の参加も歓迎します。参加希望者は事前に(diabetes-ikyoku/at/umin.org)までご連絡をお願いします。
※"/at/"を"@"に変換してください。
当科では、専門研修医・大学院生を募集しています。
随時見学も受け付けております。
より詳しくはこちらをご参照ください。